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<楽天>ウィーラーはつらつ 満塁アーチ

東北楽天―KIA 6回東北楽天2死満塁、左越え満塁本塁打を放ちチームメートに迎えられるウィーラー(右)

 3−2の六回、ウィーラーが満塁弾で勝利を決定づけた。「よく見て打っただけ」と笑い飛ばしてみせたが、昨季チームトップの27本塁打、88打点を記録した4番の実力を誇示するような見事な一打だった。
 2死満塁での打席。いきなり2ストライクに追い込まれてから、ボールを二つ選んだ後の5球目。強打者警戒で徹底して外角を攻めた相手投手に対して、絶好球を待ったウィーラーの粘り勝ちだった。内角に甘く入ったスライダーを強振し、左翼席へと放り込んだ。
 「積極的に走ったよ」。次の塁を狙う意識も見せ、好機をお膳立てした。2−1の五回には2死から左前打で出ると投手がワンバウンド投球した隙に二盗。その後の2死一、三塁での島井の適時打を呼び込んだ。
 打って、走って、動きに切れがあるのは自己管理を徹底してきた成果。オフにふくよかになる外国人選手が少なくない中、午後7時以降の飲食を避け、体形維持に努めた。「スリムというか、スキニー(やせこけた)なくらいだけれどね」と冗談めかして話す。
 外国人選手最古参の入団3季目。アマダー、ペゲーロとの外国人野手トリオのリーダー役として、「いいモデルとしてみんなに自分の姿を見せたい」という思いも強い。(金野正之)


2017年02月19日日曜日


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