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<マルカン>昭和の大食堂 20日再開

閉店前と同じ椅子やテーブルが並ぶ展望大食堂

 2016年6月に閉店した岩手県花巻市の老舗デパート「マルカン百貨店」で、レトロな雰囲気で人気のあった6階の展望大食堂が20日正午、営業を再開する。照明やテーブルなど内装は閉店前のままで、10段ソフトクリームなど名物メニューを提供する。1階も新装オープンし、おしゃれ雑貨を扱うセレクトショップやコーヒースタンドが入る。
 8階建ての建物は「マルカンビル」として、同市のまちづくり会社「上町家守(やもり)舎」が運営を引き継いだ。
 展望大食堂は閉店中、老朽化した調理場の機材を一新した。照明やテーブルなど昭和の趣が残る調度品は全て引き継いだ。閉店前に勤務していた従業員を含む約50人で運営する。
 座席は580。メニューのレシピは閉店前と同じで、ナポリカツやマルカンラーメン、高さ約25センチのソフトクリームなど114品を提供する。
 婦人服や靴を扱っていた1階フロアは白を基調に壁を塗り替えた。デザインの優れた工芸品や衣類を販売するセレクトショップとコーヒースタンド、土産店、整体院の4店舗が入る。児童書を置いたキッズスペースもある。
 同社の菊池英樹事業部長(50)は「食堂は閉店前と同じ。何も足さず、何も引いていない。引き続き全世代の人々にとって憩いの場にしたい」と話した。
 20日は午前11時半に店舗入り口前でセレモニーがあり、大食堂は正午にオーダー開始。通常の営業時間は大食堂が午前11時〜午後6時半。1階が午前9時〜午後6時半。いずれも水曜日定休。



 


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2017年02月19日日曜日


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