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<仙台満店>燗も冷やも おしゃれに

定禅寺通の夜景が楽しめるシックな店内
飲食店仲間「和酒バル二喬」「和醸良酒〇たけ」と共同で仕込みにも携わったオリジナル酒「酒場の純米大吟醸」(60ミリリットル、450円)は、3店舗のみで味わえる。ほんのりした甘さと後味のキレが特長
「浅利と仙台せりの酒蒸し」(750円)に合わせて佐々木さんが薦めてくれたのは「日輪田山廃純米」(60ミリリットル、350円)の燗。貝のうま味が燗酒で一段とふくよかに広がる

◎日本酒  旅籠(はたご)(青葉区)

 自他共に認める大の日本酒党の私が紹介するのは、定禅寺通沿いのビルの3階にある「旅籠」。日本酒を気軽に、おしゃれに楽しめる店です。
 一歩店内に入ると、カウンター席正面に広がる定禅寺通の夜景が目に飛び込んできます。少し照明を落としたシックな雰囲気はまるで洋酒バーですが、ピカピカに磨かれたワイングラスに注がれるのは日本酒。背筋を伸ばして口に運ぶと、なじみのあるお酒も一段と味わい深く感じてしまうから不思議です。
 日本酒の品ぞろえは宮城県産酒をはじめ、全国各地の銘酒が有名無名を問わず常時約60種類。きき酒師の資格を持つ店主、佐々木宰(つかさ)さん(36)のアンテナに引っ掛かったお酒です。

 これまで佐々木さんは若者向けの日本酒イベントを開催するなど、若い世代が酒に親しむきっかけづくりを積極的に行ってきました。「最近は常温や燗(かん)に向く酒、食べ物とのマッチングなど、一歩踏み込んだ提案が増えてきています」と話します。地道な種まきが実を結び始めている証拠でしょう。
 メニューに「日本酒の頼み方一例」を載せていたり、提供する量を60ミリリットルから3段階にしていたりと、飲み手の気持ちを考えた工夫もいっぱい。ビギナーから通まで、幅広く、懐深く受け入れてくれますよ。(陽)

<メモ>仙台市青葉区一番町4の10の11、FRKビル3階▽午後6時〜午前1時(金・土は午前2時まで)。日曜定休▽カウンター9席、テーブル14席。スタッフが好みを聞いて選んでくれる「お任せ4杯セット」(1380円)が初心者にお薦め。「旅籠はなれ」(20席)もある▽022(797)4490。


関連ページ: 宮城 経済 仙台満店

2017年02月20日月曜日


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