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薄磯海水浴場を清掃 いわき・今夏再開

塩屋埼灯台が見える海岸を清掃するボランティアら

 東日本大震災の津波で大きな被害を受けた福島県いわき市の薄磯海岸で19日、7年ぶりとなる海水浴場の再開に向け、地元住民や学生ボランティアら約100人が清掃活動を行った。
 薄磯地区は塩屋埼灯台の北側で、白砂の美しい海岸が広がる。清掃活動は行政区が主催。参加者は約1キロの砂浜を歩き、流木やペットボトルなどを約1時間かけて拾い集めた。
 市内には10カ所の海水浴場があるが、震災後は復旧工事などで2カ所の開設にとどまっていた。薄磯地区も護岸工事と土地区画整理事業を一体的に実施。防潮堤工事などがほぼ完了し、放射性物質検査で安全性も確認されたため、市が今夏に再開する方針を決めた。
 震災前、薄磯海水浴場には年25万人が訪れていた。夫婦で清掃に参加した市内の小泉紀子さん(71)は「実家が薄磯の近く。海水浴場が再開すると聞き、お手伝いしようと思って来た。早く昔のようなにぎわいが戻ってほしい」と話した。
 薄磯地区は震災で高さ8.5メートルの津波に襲われ、115人が犠牲になった。


2017年02月20日月曜日


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