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介護のきついイメージ払拭 高校生らが研究会

学習発表で「MEISEI若返り体操」を披露する生徒ら

 仙台市内の高校で唯一の福祉系学科がある明成高(青葉区)が「きつい、汚い、給料が安い」の3Kと言われる介護職場のイメージを払拭(ふっしょく)しようと力を入れている。18日には市民も参加した「ケア研究会」の会合を開き、介護職場の魅力を伝えた。

 研究会は、同校介護福祉科の生徒と教諭が昨年3月に発足させた。「感謝、感動、可能性」の新しい3Kを若い世代から発信し、多くの人に介護職場に関心を持ってもらうための活動を続けている。
 市内で18日開いた会合には在校生や卒業生、同校周辺の住民ら計約230人が参加。学習発表では「毎日元気に過ごしてほしい」との思いを込めて、同科の2年生を中心に考案した「MEISEI若返り体操」を披露。参加者は「上を向いて歩こう」の曲に合わせて、楽しく体を動かした。
 同科の高橋祐也教諭は「生徒たちが授業時間を使って考えたオリジナルの体操だ。介護職場のイメージを明るく変えるきっかけになる」と期待する。
 発表後は、「未来の福祉について考える」をテーマに、宮城県内の福祉関係者を招いてパネル討論。生徒代表で参加した同科3年の木下優美さん(18)は「利用者から『ありがとう』と言われるだけで幸せになる。感謝、感動、可能性をさらに発信できるよう協力してほしい」と訴えた。
 研究会は今後も年1回程度、会合を開く。木下さんは「周りの友人にも『介護は絶対きついでしょ』と言われる。偏見の目を持たれているのが悔しい。私たちが新しい3Kを浸透させたい」と力を込める。


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2017年02月21日火曜日


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