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<ベガルタ>石原か平山か 最前列争い

シュート練習する石原(手前)。中央奥は平山=17日、宮崎市のKIRISHIMAヤマザクラ宮崎県総合運動公園

 得点源の最前列を務めるのは誰か、注目される。ブラジル人FWクリスランが負傷離脱中のため、現時点での最有力は、今季J1浦和から期限付き移籍したFW石原と、J1FC東京から完全移籍したFW平山だ。石原は技術系で、平山がパワー系。渡辺監督は異なる2人のタイプをどう生かすのか−。
 キャンプで最も実績を挙げているのが石原。非公開を除く3試合で3ゴールと活躍した。精力的に動き回って守備の隙をつくり、好機を確実に仕留める。173センチと小柄だが、跳躍力があり空中戦にも強い。32歳のベテランの技術は健在だ。
 新システム「3−4−3」は、強豪のJ1広島、浦和時代に経験済み。味方がどう動けば好機をつくれるか、体感的に分かっている。「キャンプの1カ月で新戦術を浸透させるのは容易ではない。だから修正点があれば、周囲にすぐ伝える。多分『うるさいな』と思われている」。常勝軍団の強さの秘訣(ひけつ)をチームに伝える。
 一方、190センチと大柄な平山は存在感で群を抜く。石原を起用する場合は、前線で、より高い連係が求められる。平山なら、攻撃が膠着(こうちゃく)状態に陥った時、パワープレーで押すという選択肢が得られる。
 平山は、非公開を除く出場3試合で無得点だった。だが「回数を重ねるごとに連係は良くなっている。仙台のキッカーの精度は高く、しっかりゴールしたい」と、日ごとに手応えを感じている様子。19日は最後の1人になるまで、志願して体力強化の居残り練習に取り組んだ。
 渡辺監督は「直(石原)は慣れた位置でしっかり力を発揮している。相太(平山)が入れば、前線の目印となってシンプルに攻撃できる」。開幕戦ぎりぎりまで、じっくりと戦術を練る考えだ。(狭間優作)

 宮崎市で第3次キャンプ中のJ1仙台は20日、練習を休んだ。21日に再開する。キャンプは22日までの予定。


2017年02月21日火曜日


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