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<福島第1>新ドローン導入 構内線量測定へ

放射線量を測定するドローンの飛行試験=福島県楢葉町
立体的な線量測定が可能なドローン

 東京電力は20日、測定した放射線量を即座に3次元で表示する機能を備えた小型無人機「ドローン」の飛行試験を、福島県楢葉町の体育館で公開した。福島第1原発3号機で21日から実証試験を実施。同原発構内での運用が可能かどうかを判断する。
 導入したドローンは英国企業が開発した。線量計を内蔵し、高精細カメラ2台を搭載。撮影した空間構造をパソコン画面に3次元で再現し、汚染状況を色分けして表示する。
 50メートル離れた場所で操作でき、レーザーを使用することで、衛星利用測位システム(GPS)で対応できない環境でも自律飛行が可能という。
 東電は主に屋内での利用を想定。がれきが落ちていたり、線量が高かったりする場所に投入する。3号機タービン建屋などで実施する試験で精度を評価し、3月末までに本格導入の可否を決める。
 東電は「3次元の画像に線量が色分けされることで、放射線源の場所が特定でき、作業員の被ばく低減や工事計画の策定に役立つ」と説明している。


2017年02月21日火曜日


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