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<復興工事汚職>元所長 贈賄認める

 東北農政局発注の東日本大震災の復旧工事を巡る汚職事件で、贈賄罪などに問われた開成工業(熊本市)の社員で元東北営業所長古閑大己被告(54)=熊本市=は21日、山形地裁の初公判で起訴内容を認めた。
 検察側は冒頭陳述で「被告は震災復興の公共工事の受注目標を達成できず、何としても工事を落札したいという強い意欲を持っていた」と指摘した。
 弁護側は、加重収賄罪などで起訴された九州農政局職員で元東北農政局亘理・山元土地改良建設事業建設所工事3課長白谷光市被告(58)=宮崎市=が「飲食などの代金は自分で支払った」と供述し、否認していることに触れた上で、その信用性を否定した。
 起訴状によると、古閑被告は2014年11月5日にあった宮城県亘理町荒浜地区の水門復旧工事の一般競争入札で、白谷被告から事前に設計金額が記載された積算書や入札参加業者の加算点を集計した表を受け取るなどした見返りに、14年10月〜15年5月に仙台市内で計7回、白谷被告に計約17万円相当の飲食や宿泊などの接待をしたとされる。


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2017年02月22日水曜日


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