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<ほっとタイム>心の痛みもほぐす場

イベントの打ち合わせをするメンバー

◎首都圏で震災遺児支援

 東日本大震災の遺児を支援するチャリティーイベントが3月5日、東京都内で開かれる。首都圏に住む旧石巻女子高(石巻好文館高)OG4人でつくる「かんがるーの会」が主催する。
 設立は2011年5月。小林美恵子代表(69)は「親を亡くした子どものために10年は頑張ろうと決めた」と振り返る。遺児向け基金などへの寄付は約836万円に上る。7回目の今回は被災地の子どもの現状を学ぶ講演と木管五重奏、手作り品バザーを企画した。
 震災時、首都圏にいた4人も古里を思い、苦しんだ。両親の安否が分からない。実家が津波や地震の被害を受けた。親戚や友人が亡くなった。「でも被災地で苦労する人たちがいるのに、つらいとは言えなかった」と同会の新谷泰子さん(61)。心の奥に痛みをしまい、全員でバザーや支援の呼び掛けに走り回った。
 イベントには遠くで被災地を見守るしかなかった人々も集う。期せずして「あの時は大変だったね」と語り合う場になった。「少しでも気持ちを軽くしてほしい」。そんな願いも込め、4人は準備を進めている。(東京支社・片山佐和子)


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2017年02月22日水曜日


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