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岩手山の伏流水で純米吟醸酒 22日発売

完成した「あぜ道」を手にする砂壁さん(中央)らプロジェクトのメンバー

 岩手県雫石町の住民有志による「ひと雫の酒プロジェクト」で開発を進めてきた純米吟醸酒「ひと雫あぜ道」が完成し、22日に同町の道の駅「雫石あねっこ」などで発売される。町内に作付けした酒米「美山錦」と岩手山の伏流水を使った地酒で、プロジェクト関係者は町の新たな特産品化を目指す。
 「あぜ道」は、美山錦が育った町内の水田をイメージして名付けられた。紫波町の広田酒造店に醸造を依頼し、甘口ですっきりとした味わいに仕上がった。
 プロジェクトは同町の会社員砂壁(しゃっかべ)純也さん(47)が中学時代の同級生に呼び掛けて2015年9月に始まり、町のふるさと文化振興基金助成事業に選ばれた。昨年2月に始めた先行予約には、全国から約200人の申し込みがあった。メンバーは、稲の成長や酒の仕込みなどの活動状況をフェイスブックで報告しながら地酒のPRを進めてきた。
 砂壁さんは「無事に完成して感無量。雫石町の魅力を発信するためのスタート地点に立てた。町の自然を感じながら飲んでほしい」と話した。
 6、9月には同じ酒米で醸造した別々の新たな商品を発売する予定。
 「あぜ道」は720ミリリットル入り1840円。JR雫石駅内の産直「雫石銀河ステーション」でも取り扱う。連絡先は雫石あねっこ019(692)5577。


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2017年02月22日水曜日


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