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荒井駅へ1km好立地 農地の宅地化加速

荒井南(写真左奥の住宅街)に隣接する土地区画整理事業予定地=仙台市若林区長喜城

 仙台市若林区長喜城(ちょうきじょう)の農地を宅地化する計画が進んでいる。市地下鉄東西線荒井駅の南西約1キロにあり、新興住宅地「荒井南」に隣接する好立地が後押しする。土地区画整理組合が主体となり、2019年の分譲開始を目標に約300人が住む街の実現を目指す。

 長喜城は屋敷林の「居久根(いぐね)」が残る地域として知られる。土地利用計画によると、長喜城東部の水田や畑地約4.4ヘクタールを宅地造成する。60〜65坪の宅地約100区画に加え、高齢者福祉施設と医療モールを誘致する。
 周辺には七郷中や七郷小、七郷市民センター、スーパーなどが集まる。仙台東部道路の仙台東インターチェンジ、国道4号仙台バイパスにも近い。
 近隣では東日本大震災以降、荒井東、荒井南、荒井西の各土地区画整理事業が本格化。災害公営住宅を含め、多くの被災者が移り住んだ。
 こうした環境の変化もあって宅地化の動きが加速し、16年8月に地権者8人による土地区画整理事業の発起人会が発足。今月上旬の市都市計画審議会で、市街化区域への編入案が承認された。県都市計画審議会の審査を経て、19年にも分譲を始める。
 発起人会の庄子喜元代表は「長喜城はほとんど雪が積もらず、冬も過ごしやすい。荒井南とも調和した閑静な街にしたい」と話す。


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2017年02月24日金曜日


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