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<にゃんとワンポイント>健康チェックの好機

トイレでうずくまる猫。排便のチェックは健康管理の上で非常に重要だ(仙台総合ペット専門学校)

◎猫のトイレ

 猫にトイレのしつけは要らない? 犬と違い猫は最適なトイレ環境があれば、自然と排尿、排便をしてくれる手間の掛からない動物です。トイレは体がすっぽりと入る大きさのもので、理想的には体長の1.5倍くらい、フードは付いていないトレイタイプが好みであるようです。
 市販されているトイレでサイズが小さい場合は、衣装ケースやセメントを混ぜるトレイを猫が入りやすく加工し、代用してもよいと思います。
 砂の種類ですが、粒が大きく角が丸くないと肉球の間に挟まって痛いようで、嫌がります。それ以外の材質で選んであげましょう。深さ3センチほどに敷いてください。
 設置場所はなるべく静かな所を選びましょう。大きな音が発生する洗濯機の周辺などは警戒してしまいますので、避けたい所です。設置個数は「飼育頭数プラス1個」が理想的とされています。
 清潔を保ち、掃除の時に尿や便が変わりないか健康チェックをしてあげましょう。尿の色調や量、臭い、便の固さなどチェックポイントはいくつもありますが、とにかくいつもとどう違うかを観察してください。
 以前にもお伝えしましたが、猫は泌尿器系疾患が多いので、トイレから得られる情報は重要です。回数が多かったり、血尿が出たり、排尿時間が長い場合はぼうこう炎や尿路結石などの下部尿路系疾患の可能性大です。また、尿量が増えてくる場合は腎臓病や糖尿病の可能性があります。
 いずれの病気も食欲が減退したり、痩せてきたりといった全身症状が出る前に気付いてあげると、猫も苦しみが少なく、治療コストも削減できます。トイレって、大事ですよね。(伊達の街どうぶつ病院院長 伊東則道)


2017年02月24日金曜日


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