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<WBC>嶋 状態上向き「あとは走るだけ」

打撃練習する嶋

 日本代表の強化合宿が23日、宮崎市の宮崎県総合運動公園で始まり、後日合流する米大リーグ、アストロズの青木を除く27選手が世界一奪還へ向け始動した。
 東北楽天の則本昂大、松井裕樹はブルペンに入らず、キャッチボールやランニングで軽めに調整。春季キャンプ中に下半身の張りを訴え、別メニュー調整していた嶋基宏はフリー打撃をこなし、ブルペンで投手の球を受けた。

 下半身のけがで万全の状態でない中、代表合宿初日を迎えた東北楽天・嶋。他の選手より約1時間早く球場入りし、入念に体をほぐしてから全体練習に臨んだ。「状態が上がってきているからここにいる」と表情に明るさが戻ってきた。
 けがをして約2週間、懸命に状態の回復に努めてきた。まだ全力疾走などは控えているが、終始はつらつとした動きを見せた。ブルペンでは秋吉亮(ヤクルト)と石川歩(ロッテ)の球を受けた。「日ごろ球を受けることのない投手。試合でどうリードしようか考えながら捕った」。3人いる捕手のまとめ役として積極的にコミュニケーションを図り、ブルペンを盛り上げた。
 フリー打撃ではセンター中心に鋭い打球を飛ばし、感覚は悪くない様子だ。「打つ、投げる、捕るは問題ない。あとは走るだけ」。けがをぶり返すと元も子もないだけに、慎重に状態を上げていくしかない。
 来月7日の1次リーグ初戦まで時間は限られる。「今の状況でもチームに必要な選手。本番でやってもらうと決めて招集した」と小久保裕紀監督。世界一奪還へ、経験豊富な嶋への信頼と期待の大きさは変わらない。(佐々木智也)


2017年02月24日金曜日


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