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<ベガルタ>「3−4−3」攻撃に多様性

シャドーストライカーでの活躍が期待される奥埜(中央)

 新システム「3−4−3」の最大の強みは攻撃だ。昨季までの「4−4−2」より中盤から前線の人数が多い。ボールを保持する時間を長くすることで攻撃に多様性が生まれる。一方、守備が少ない分、パス回しなどのミスが失点に直結するリスクもある。
 開幕戦はシャドーストライカーでの先発が濃厚なMF奥埜は「ゴールに近く、より中央でプレーできる」と、2トップの一角や右サイドハーフを務めた昨季との違いを指摘。「やりやすいし、やりがいを感じる」と力強い。
 攻撃の鍵を握るのが、ワントップのFW石原。ゴール前で、ラストパスの受け手にも出し手にもなる。キャンプでは、浦和などで経験した同システムの動きを積極的に伝えた。奥埜は「(石原は)よく見ている。周囲を使うことがうまい」と連係の手応えを語る。
 守備陣が注意するのがカウンターだ。3バックのDF石川直は「引くか前に出るか、意識の共有が重要になる」。両サイドに張り出すウイングバックは、危機では一目散に自陣に戻る豊富な運動量が求められる。
 渡辺監督はキャンプ中、「長いシーズンでは、良い時も悪い時もある。どんな時も下を向いてはいけない」と何度も口にした。戦いを通じて完成度を高めようとする姿勢が、今季はより重要となる。(狭間優作)


2017年02月24日金曜日


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