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ハルキスト待ってた 4年ぶり長編仙台でも発売

村上さんの新刊がずらりと並ぶ店内で、来店客が次々と商品に手を伸ばした=24日午前10時45分ごろ、仙台市青葉区のくまざわ書店エスパル仙台店

 世界的な人気作家、村上春樹さん(68)の新刊長編小説「騎士団長殺し」(新潮社、全2巻)が24日、発売された。村上さんの長編は「色彩を持たない多崎(たざき)つくると、彼の巡礼の年」以来、4年ぶり。複数巻にまたがる長編では、2009〜10年出版の「1Q84」以来で、7年ぶりとなる。
 仙台市青葉区のくまざわ書店エスパル仙台店では午前10時の開店に合わせ、店内2カ所に急ピッチで特設コーナーを作った。入荷数は文芸書では桁違いに多い計600冊。金子圭太店長(32)は「仙台は文芸ファンが多い土地柄なので週末で売り切れるはず。年間で一番売り上げが落ちるこの時期に、新刊を出してもらえるのはありがたい」と喜ぶ。
 売り場を訪れた多賀城市の大学生鈴木彩未さん(19)は「テレビのニュースを見て来た。村上さんの本はまだ読んだことがないけれど、今回は挑戦しようかな」と話した。
 新潮社は発売前に重版を決め、発行部数は「第1部 顕(あらわ)れるイデア編」が70万部、「第2部 遷(うつ)ろうメタファー編」は60万部の計130万部。
 全国各地の書店では午前0時の発売を前にファンが詰め掛け、購入した本を大事そうに持ち帰ったり、書店で徹夜して読んだりする姿が見られた。


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2017年02月24日金曜日


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