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<クライミング>スピードの壁 岩手県新設へ

 岩手県は23日、2020年東京五輪の追加種目となったスポーツクライミングのうち、登る速さを競う「スピード」の人工壁を盛岡市の県営運動公園に新設すると発表した。整備費は約5600万円で、17年度内の完成を目指す。
 人工壁は垂直のプラスチック製で高さ約15メートル。屋外に2コースを整備する。県によると、スピード壁が常設されているのは岐阜県安八町のみで、国内でも貴重な施設となる。
 東京五輪では「スピード」に加え、複数の課題に挑んで登り切った壁の数を競う「ボルダリング」、制限時間内に到達した高さを競う「リード」の3種目複合で競う。
 岩手県営運動公園には屋内にボルダリングと屋外にリードの壁がある。スピードの壁が整備されれば、国内で初めて3種目の壁がそろう施設となる。
 1月のボルダリング・ジャパンカップで盛岡市松園中2年の伊藤ふたば選手(14)が優勝するなど、県内では若手の育成が進む。県スポーツ健康課は「競技力向上はもちろん、国内外のトップ選手を呼び込み、合宿地としての価値を高めたい」としている。
 スピード壁の新設は、盛岡市と県山岳協会が県に要望していた。県は整備費を盛り込んだ本年度一般会計補正予算案を県議会2月定例会に提出する。


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2017年02月24日金曜日


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