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<避難解除>楢葉町 仮設退去世帯に給付金

 東京電力福島第1原発事故に伴う避難指示が解除された福島県楢葉町は新年度、自宅を再建・確保し、仮設住宅などを退去した世帯に、給付金を支給する方針を決めた。複数人世帯は5万円で、単身世帯は3万円。23日の町議会全員協議会で説明した。
 楢葉町は仮設・借り上げ住宅の提供が2018年3月末で終わる。給付金は生活の再建、自立に向けた支援策との位置付け。
 対象は11年3月11日に住民登録していた世帯で、その後に分離した世帯も含む。町内外、持ち家や賃借を問わず、自宅を確保し、18年3月31日までに仮設住宅などを退去した世帯から申請を受け付ける。既に帰町した世帯なども対象で、基本的に全世帯となる。
 一般財源で、1億5700万円を新年度一般会計当初予算案に計上する。
 全員協議会では、議員から「1世帯に5万円を支給しても効果は薄い。ばらまくのではなく、子どもの教育などに使うべきだ」との意見が出た。松本幸英町長は「町政懇談会で要望があり、議論した結果、給付を決めた。わずかかもしれないが、各世帯に使い方をお任せしたい」と述べた。


2017年02月24日金曜日


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