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小学校ALT増員 仙台市が英語教科化に対応

ALT(左)と担任の教員による小学5年生の外国語活動の授業。新年度は仙台市内の全5区に拡大される=富沢小

 2020年度に始まる小学校での英語教科化を見据え、仙台市教委は17年度、16年度から実施している英語教育推進モデル校への外国語指導助手(ALT)配置を拡充する。市内5区を網羅する形で配置し、指導体制の充実を図る。
 小学校専任ALTは5年以上のALT経験があり、教員と十分なコミュニケーションを取れるよう日本語も堪能な人材が採用されている。同じ区の小学校を巡回し、中学校配置のALTと教員が行うチームティーチングの指導や助言も行うなど、ALTのリーダー的役割を担う。
 市教委は16年度、モデル校の東六番丁小(青葉区)と富沢小(太白区)に1人ずつ配置。17年度は2人増員して泉、若林、宮城野の3区の小学校の外国語活動をカバーする。
 モデル校ではALT配置の効果が出ている。富沢小は毎週水曜の朝15分間、ALTが主導する放送や異なる学年同士の会話を通じて英語表現を学んでいるほか、休み時間には読み聞かせやゲームを実施。教員もALTに指導法や英会話について積極的に質問するようになったという。
 市教委は1996年度から全国に先駆けて全市立中にALTを配置している。全小学校への配置は財政的に困難なため、大越裕光教育長は「教員の指導力向上や中学校との連携が必要だ」と話す。


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2017年02月25日土曜日


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