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<コメ食味>だて正夢 夢かなって「特A」

 日本穀物検定協会が23日に発表した2016年産米の食味ランキングで、18年秋の発売を予定する宮城県産米の新品種「だて正夢(まさゆめ)」が、参考品種ながら最も上位の「特A」に認定された。特Aだった主力品種の「ひとめぼれ」は初めてAと評価された。
 市場流通前のだて正夢について、県と農協グループが試験対象になるよう協会に要望。初めての食味試験で最上級の評価を獲得し、市場デビューに向けて好スタートを切った。
 今春には試験販売向けに県内の50ヘクタールで作付けされる見込みで、3月中旬には生産者向けの栽培技術研修会が開かれる。夏ごろに販売戦略がまとまり、秋にはプレデビューを控える。
 県農産園芸環境課の担当者は「第三者機関による評価でだて正夢のおいしさが証明された。今後の販売戦略に弾みがつく」と話す。
 一方で、県産米の主力ひとめぼれは1992年以降、冷害で出品しなかった93年、03年を除いて特Aを守り続けてきたが、今回はA評価にとどまった。
 県や全農県本部によると、16年産米は収穫期の9月に入ってから長雨の影響を受けたため、刈り取りの遅れが食味の低下につながった可能性があるという。
 全農県本部米穀部の担当者は「特Aにならなかった要因を調べながら、17年産に向けた技術対策を進めたい。16年産の価格形成に影響はない」と話した。


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2017年02月25日土曜日


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