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<名家のひな人形展>素朴な面差し時代映す

岩手の名家に伝わるひな人形が並ぶ企画展

 盛岡南部家など岩手の名家に伝わるひな人形を集めた企画展「ひな祭り−名家に伝わるお雛(ひな)様を愛(め)でる」が、盛岡市のもりおか歴史文化館で開かれている。江戸時代から受け継がれてきた人形やひな道具約140点を展示している。
 江戸中期に飾られた「次郎左衛門雛」は丸顔の愛らしい顔立ち。目や髪が墨で描かれ、素朴な味わいがある。江戸後期に登場した「古今雛」は光沢のある豪華な衣装をまとう。人間味のある写実的な表情を浮かべており、流行の移り変わりがうかがえる。
 高貴な女性たちの間で人気のあった犬の狆(ちん)を模した人形など、現代では飾られなくなった作品も並ぶ。
 同館の太田悌子学芸員(42)は「当時は家ごとにお気に入りの人形を自由に飾っていた。時代とともに変わる人形の雰囲気を楽しんでほしい」と話す。
 3月5日まで。午前9時〜午後6時。入場料は一般300円、高校生200円、小中学生100円。


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2017年02月25日土曜日


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