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<あの年の盛岡>被災者交流描く 来月上演

「あの年の盛岡2011」のPRポスター

 東日本大震災が発生した直後の盛岡市を描く演劇「あの年の盛岡2011」が、3月4、5の両日、同市の盛岡劇場で上演される。市民参加の「劇団モリオカ市民」が演じる。同団体が2013年から隔年で上演してきた明治、昭和、平成の三陸大津波を題材とした3部シリーズの最終作となる。

 ラジオリポーター、被災者支援団体職員、盛岡芸妓(げいぎ)、宮古市出身の教員など実在の人物をモデルにした6人が登場する。震災直後の盛岡市の状況や沿岸の被災者と市民との交流を描く。
 脚本は盛岡、宮古両市の劇作家3人が取材を基に執筆した。スタッフとキャストは市内外で公募した市民や劇団員ら約100人が参加する。宮古市の市民劇団「劇研麦の会」のメンバー4人もゲスト出演する。
 劇団モリオカ市民は06年に活動を始め、地元劇作家の書き下ろし作品を隔年で上演している。
 脚本と演出を手掛けた倉持裕幸会長(50)は「震災から間もなく6年となる今、市民が当時を思い出し、風化を防ぐための一助になればいい」と話した。
 開演は3月4日が午後2時と7時。5日は午後2時。料金は前売り1000円(当日300円増し)。連絡先は盛岡劇場019(622)2258。


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2017年02月25日土曜日


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