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<モンテ>再昇格へ一新 あす開幕戦

開幕へ向け、連係などを確認する木山監督(中央手前)と選手=23日、千葉県市原市の市原スポレクパーク

 J2は26日開幕し、山形はアウェーの京都市西京極スタジアムで京都と対戦する。山形は今季、J2愛媛から木山隆之(たかし)監督を迎えたほか、過去最多タイの12人が加わり、チームカラーを一新。22チーム中14位にとどまった昨季の雪辱を期し、再びJ1昇格に挑む。
 システムは3−6−1を基本に据える。8日から千葉県市原市で取り組んできた2次キャンプは、攻守の連係などに重点を置いている。12日にあったJ2湘南との練習試合は、45分を4回戦い3−2で勝利した。
 23日は実戦を想定した紅白戦などに取り組み、個々の選手とチームの状態を確認。入団10年目の山田は「ポジション争いは激しいが、良い緊張感の中で練習できている」と話す。
 FWは得点力のある新加入3選手が1トップを争う。瀬沼、阪野は昨季、J2愛媛でそれぞれ10、12点を挙げ、中山もJ2山口で11得点。いずれも運動量が豊富で、守備では高い位置からのプレスをいとわない。
 攻撃的MFはJ2東京Vから移籍した南が存在感を示す。ドリブル突破やDFライン裏へのパスで守備を崩す役割を担う。湘南戦では先制点を奪った。
 ウイングバックは昨季主力の高木、鈴木、山田らが有力。昨季は出場1試合だった瀬川も、湘南戦でゴールを決めるなど上り調子だ。J1清水から加わった守備的MF本田は、長短のパスやボールを奪う技術が高く、攻守を統率する。
 DFは左から新加入の茂木、菅沼、加賀が並びそう。茂木は当たりに強く、菅沼は空中戦の強さ、加賀は速さが持ち味。J2愛媛から移籍したGK児玉は守備範囲が広いほか、足でもボールを器用に扱える。
 攻撃はGK、DFからパスを回してゲームを組み立てる。左右のDFもサイドを駆け上がり、人数をかけて相手を揺さぶれば、チャンスが広がる。速い寄せからのボール奪取と、カウンター攻撃が持ち味だった昨季とは対照的だ。
 児玉は「(連係の)質は間違いなく上がっている」と手応えを感じている。
 左右のDFが攻撃参加した際、守備的MF1人が下がり、残ったDFと反撃に備えるのが、このシステムの特徴。相手に攻め込まれた場合は、両ウイングバックが最終ラインまで引くことで、守りを固められる。
 昨季は初戦で惜敗し、開幕から8戦連続白星なしの悪循環に陥った。新シーズンへの意気込みを、木山監督は「全力でチャレンジし、みんなで喜べるシーズンにしたい」と語った。
(山形総局 阿部萌)


2017年02月25日土曜日


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