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<震災6年>請戸漁港 6年ぶり輝く航跡

大漁旗を掲げ、請戸漁港に漁船が入港した=25日午前10時ごろ、福島県浪江町

 福島県浪江町の請戸漁港に25日、所属する漁船26隻が入港した。東日本大震災で港湾施設が壊滅的な被害を受け、地元漁師は南相馬市内の漁港に拠点を移していた。6年ぶりとなる帰港に浜が沸いた。
 請戸漁港は津波で防波堤が崩れ、地盤沈下で岸壁がゆがむなどした。県の復旧工事で一部の使用が可能になった。
 この日は入港1時間前から、漁師の親族などが続々と岸壁に詰め掛けた。大漁旗を掲げた漁船が見えると、「お帰りなさい」などと手を振って出迎えた。
 周辺海域は東京電力福島第1原発事故に伴う操業自粛が続いていたが、3月から一部解禁される。漁船の多くは請戸から出漁する見通し。南相馬市小高区の漁師村沢永行さん(47)は「故郷の海で水揚げして、帰港を実感したい」と意気込んだ。


2017年02月26日日曜日


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