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合唱練習追い込み「亡き先輩の思い引き継ぐ」

内藤教諭の指揮で「ヘブライの捕虜の合唱」など4曲を練習した強化練習

 米ニューヨークで来月開かれる東日本大震災の復興支援演奏会に出演する宮城、福島両県の高校生らが25日、仙台市太白区の仙台南高で最終強化練習を行った。
 同校と湯本高(いわき市)の両合唱部と、名取こどもミュージカルOG(名取市)、プロジェクト経験者の計50人が参加した。
 音楽監督を務める山田あつしさん(53)=ニューヨーク在住=が体調不良で欠席し、南高合唱部顧問の内藤淳一教諭(60)が指導した。「イル・トロバトーレ」より「鍛冶屋の合唱」や、「ナブッコ」より「ヘブライの捕虜の合唱」などオペラ歌曲4曲を練習した。
 公演は支援団体「プロジェクト ハンド・イン・ハンド」日本事務局(東京)が企画、これまでニューヨークで4回、名取市で1回開催した。ニューヨーク公演は3月21、22日、リンカーンセンターで開かれる。
 南高合唱部では震災による津波で女子部員1人が、県内高校の合唱部員で唯一亡くなった。同部の1年生高橋彩花さん(16)は「先輩の思いを引き継ぎ、日本人としてしっかり歌ってきたい」と抱負を語った。


2017年02月26日日曜日


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