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「お帰り、ランドセル」愛着つづった作文最高賞

お気に入りのランドセルを前に表彰を受ける三浦さん(左)

 小学生を対象とした第53回全国児童才能開発コンテスト(才能開発教育研究財団主催)の作文部門高学年の部で、宮城県南三陸町入谷小6年三浦なぎささん(11)が最高賞の文部科学大臣賞に選ばれた。東日本大震災で津波に流され偶然見つかったランドセルへの愛着をつづり、「新たな希望を感じさせる文章」と評価された。
 三浦さんは、同町歌津地区にあった自宅と共にランドセルを流された。三浦さんが気に入って選んだランドセルで、泥だらけで見つかり家族が何度も洗ってくれたという。
 作文は「お帰り、私のランドセル」と題し、入学式を迎えた時の喜びなどを情感豊かな文章で紹介。「あの時に見つかったランドセルだからこそ、これほどまでに愛着がわき、大事にできたのだと思います。私のところにかえってきてくれてありがとう」と記した。
 仙台市内で26日にあった県関係者の表彰式で、三浦さんは「受賞は驚き。ランドセルが勇気とパワーをくれた。大切なランドセルに思い出を詰め込み、笑顔で卒業式を迎えたい」などと述べた。
 コンテストは作文、図画、科学の3部門で実施。作文には1万6187点の応募があり、児童文学作家らが審査した。
 県内の他の上位入賞者は次の通り。(敬称略)

 【作文部門】全国都道府県教育長協議会会長賞 佐藤優宙(仙台市東仙台小5年)勝山史(宮城教育大付属小6年)


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2017年02月27日月曜日


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