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<アングル宮城>泉ケ岳 白銀に息づく生命

【息吹】風が強く冷え込んだ朝、樹枝に白い花が咲いた=2017年2月2日、仙台市泉区

 白銀に包まれた仙台市北西部の泉ケ岳(1175メートル)を訪れた。「雪が深く、歩くのは大変。覚悟してください。でも感激する景色が待っていますよ」。市泉岳自然ふれあい館指導員の佐藤泰雄さん(72)の言葉に不安と期待を抱きつつ、輪かんじきを履いて林へ入った。
 雪に足をとられ、輪かんじきが脱げたり、転びそうになったりしながらの散策。小さな沢に水を飲みに来たとみられるホンドテンやヤマドリ、野ウサギの足跡も確認できた。
 「冬は動物の歩いた跡や、雪の間から見える新芽から、生命を体感できる季節です」と佐藤さん。多様な生き物が息づき、天然林が広がる泉ケ岳。「遺伝子の貯蔵庫」とも称される。(写真部・及川圭一)


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2017年02月27日月曜日


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