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輝け「夜のアゲハチョウ」夜景保護へ

夜のアゲハチョウと呼ばれるむつ市の夜景(市提供)

 「夜のアゲハチョウ」と呼ばれる青森県むつ市の夜景を維持しようと、市は立地適正化計画を策定した。中心部に都市機能や居住エリアを集中させ、昼夜を通した街のにぎわい創出を図る。
 同市郊外の釜臥山(879メートル)から望む夜景は、市街地の明かりが羽を広げたアゲハチョウの姿を思わせる。愛好家らが日本夜景100選に入れる観光名所の一つで、県内随一の夜景スポットとなっている。
 計画はコンパクトシティー構想の一環で、市中心部を都市機能誘導区域と居住誘導区域に設定。都市機能誘導区域になった田名部や苫生(とまぶ)、大湊など6地区には病院や学校、福祉施設、小売店などが立地しやすい環境づくりを目指す。
 居住誘導区域は、都市機能誘導区域を取り囲むように設定。都市再生特別措置法に基づき、区域外で開発、建築行為をする場合、市への届け出を義務付ける。
 市は両区域内で、空き家対策や公的不動産の有効活用策を検討し、市中心部への人口集積を促す。人口減少が続く中、20年後も現状と同程度の1ヘクタール当たり43.9人の人口密度を数値目標に掲げた。
 宮下宗一郎市長は「夜景という都市景観に配慮した計画は全国的にも珍しいはずだ。光のアゲハが輝く街を維持するため、ソフト、ハード両面で計画を運用していきたい」と話した。


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2017年02月27日月曜日


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