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<さくら野仙台破産>突然の閉店 利用客驚き

店先に張り出された「閉店のお知らせ」を見詰める買い物客。突然の閉店に驚きの声が上がった=27日午前10時50分ごろ、仙台市青葉区

 70年の歴史に突然の幕を下ろした仙台市青葉区のさくら野百貨店仙台店では27日、何も知らされていない主婦やお年寄りらが朝から買い物に訪れた。店舗の入り口には「閉店のお知らせ」が張り出され、長年親しまれたデパートの閉店に利用客には驚きや戸惑いが広がった。
 1階の靴売り場をよく利用したという青葉区の主婦金田清子さん(74)は「店が閉まっていたので何があったのかと思ったら、閉店の文字。仙台駅前の一等地の店が突然閉店するなんて」と驚いていた。
 入り口近くでは、警備員に「食品売り場は営業しているのか」「古本店には行けるのか」と尋ねる人もいて、店の状況に困惑していた。
 足しげく訪れた人たちからは惜しむ声が上がった。同区の中嶋正子さん(72)は「地下の食品売り場で購入すると配送してくれたので利用してきた。親しんだ百貨店だったのに」と残念がった。
 別の主婦(83)は「(1946年営業開始の)丸光デパートの時から通い、仙台駅前に来た時はいつも立ち寄った。なじみの店がなくなるのは寂しい」と話した。


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2017年02月28日火曜日


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