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<栗原女性遺体>自白調書を証拠採用

遺体の発見現場となった空き家=2015年10月5日、栗原市栗駒文字

 元交際相手で仙台市出身の白鳥真由さん=当時(16)=の遺体を宮城県栗原市の杉林に遺棄したなどとして、傷害致死と死体遺棄の罪に問われた無職佐藤亮被告(31)=住居不定=の裁判員裁判第9回公判が27日、仙台地裁で開かれ、地裁は、被告が捜査段階で「白鳥さんを殺してしまった」と供述した自白調書を証拠採用することを決めた。
 被告は傷害致死について、公判では「殺そうとした、とは言っていない」と否認した。弁護側は「任意同行後の取り調べは8時間を超え、違法だ」などと主張。自白の任意性を争っていた。
 小池健治裁判長は「事案の重大さを考えれば取り調べ時間は長すぎない。被告の公判での供述は重要な点で証拠と一致せず不自然。自白の任意性に疑いはない」と述べた。
 証拠採用されたのは「2014年12月に白鳥さんを殺し、15年3月14日に遺体を実家裏の杉林に置いた」など事件の核心部分を含む3通の自白調書。裁判員らは判決で自白の信用性の有無を判断する。
 起訴状などによると、被告は14年12月11日ごろ、東京都杉並区の自宅アパートで白鳥さんに殴る蹴るの暴行を加えて死亡させ、15年3月15日ごろ、空き家になっていた栗原市栗駒文字の実家裏の杉林に遺棄したとされる。


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2017年02月28日火曜日


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