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車の運転を疑似体験 高齢者事故防止へ研修会

車が横転した状態を疑似体験する参加者

 高齢ドライバーによる交通事故が県内でも多発する中、交通安全への理解を深めて自分の身体能力も把握し、事故を防ごうという研修会が2月22日、岩沼市の竹駒神社参集殿であった。市老人クラブ連合会が県警と協力して実施した。
 各単位老人クラブの会長ら約30人が参加。交通安全機器を積んだ県警のセーフティーサポートカー「みやぎくん2号」を使い、運転シミュレーターでアクセルやブレーキへの反応速度を確かめた。
 会長らは、車が横転した状況でシートベルトの効果を知る「シートベルト・パーフェクト・トレーナー」と呼ばれる機器も体験。シートベルトを着けたまま座席が横に倒れると、ハンドルから手を離しても安定していることを学んだ。
 岩沼署員が講師を務める座学もあり、最近の事故発生状況などが伝えられた。
 連合会の渡辺栄一会長は「高齢ドライバーの事故は人ごとではない。自分の実力を再認識してもらい、事故を起こさないと誓う機会にしたい」と話した。
 各単位会の会員は計約1000人。会長らは単位会の集会などで研修内容を会員に伝え、事故の撲滅を図る。
 岩沼署によると、昨年1年間に65歳以上のドライバーが県内で起こした事故は1603件。一昨年より69件増えた。


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2017年03月01日水曜日


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