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<楽天>ドラ4右腕の菅原 抜群の結果

西武との練習試合で3番手で登板し、2回無失点と好投した菅原=高知市

 ドラフト4位新人菅原秀投手(大体大)が実戦で抜群の結果を出している。中継ぎとして練習試合3試合に登板して計5回を投げ、2安打無失点7奪三振とほぼ完璧な滑り出し。「実戦向きだし、投げっぷりが非常にいい」(与田剛投手コーチ)と首脳陣の評価も急上昇している。
 26日の西武との練習試合では3番手で七回に登板した。味方の失策以外は走者を許さず、2回を無安打、4奪三振の好投。直球は自己最速の152キロに迫る151キロをマークし、「この時期にしては速い」と納得の表情だった。
 4三振は全て、スライダーで空振りを奪った。打者の手前で鋭く縦に変化する「消えるような球」(梨田昌孝監督)は大学入学後、周囲のレベルに対応するため精度を磨き、現在の完成度にまで高めた勝負球。「学生の頃から自信がある球。押せるところまで押していきたい」と言い切る。
 内容以上に首脳陣が評価するのは、マウンドで打者に向かっていく姿勢だ。与田投手コーチは「あれだけ腕が振れるのは長年プロでやっていても難しいのに、新人でできている」、梨田監督も「ブルペンでは見栄えがしない時もあったが、打者が立つとすごい」と絶賛。久米島キャンプ時点では、同じ中継ぎ候補の新人でも森原康平(新日鉄住金広畑)高梨雄平(JX−ENEOS)の方が注目されがちだったが、実戦になってがぜん頭角を現した。
 開幕まで約1カ月となり、これから投手陣の生き残りを懸けた競争は激しくなる。「(菅原は)まず合格点。いい競争をしてもらいたい」と梨田監督。目標の開幕1軍へ順調に歩みを進める右腕は、「まだこれからです」と気を引き締めた。(浦響子)


2017年02月28日火曜日


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