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<震災6年>岩手被災者 生活回復78%

 岩手県は27日、東日本大震災の被災者を対象にした本年度2回目の「復興ウオッチャー調査」の結果を発表した。生活の回復を実感する人の割合は78.6%で、昨年7月の前回調査を4.8ポイント上回り、2012年2月の調査開始以来、最高となった。
 「回復した」と答えたのは25.4%で、前回比5.7ポイント上昇した。「やや回復した」は53.2%で、0.9ポイント減った。
 地域別の「回復した」「やや回復した」の合計は、久慈市など沿岸北部では85.0%で前回と変わらなかった。宮古市や釜石市など沿岸南部は75.6%で、前回比7.3ポイント上昇。北部と南部の差は9.4%で、前回から7.3ポイント縮小した。
 地域経済の回復は沿岸全体で53.6%(前回比3.4ポイント減)が実感。昨年8月の台風10号豪雨で甚大な被害に遭った北部は、65.0%と前回を5.7ポイント下回った。南部は48.2%(前回比1.9ポイント減)。
 災害に強い安全なまちづくりが進んでいるかどうかの実感は、沿岸全体で45.9%(前回比3.7ポイント増)で、過去最高となった。
 県復興推進課は「台風10号豪雨の被害や水産業の不漁が影響し、経済面での復興の実感が後退した」と分析する。調査は1月、沿岸12市町村に居住、就労する153人を対象に実施。回収率は82.4%だった。


2017年02月28日火曜日


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