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<ジャンプアップ相談室>シーズンに向け必要な練習は

イラスト・東海林伸吾

【Q】中学校で軟式野球部の部長をしています。冬はグラウンドの状態が悪いため、屋内での練習が多く、柔軟や腹筋運動くらいしかしていません。本格的な野球シーズンとなる春に向け、個人やチームに必要な練習を教えてください。(仙台市・大槻祐也・14歳・中学2年)

◎羽根使い打撃を確認

【A】中学生のように骨が成熟していない成長期に、無理な筋力トレーニングはけがの恐れがあるため勧めません。練習環境が制限される中でも工夫し、野球の技術を高める練習をすることが大切です。
 打者はスポンジボールやバドミントンのシャトル(羽根)を打ち、形のいいスイングを身に付けましょう。投手はマウンドの傾斜を使い、シャドーピッチングやキャッチボールをしてください。平地とマウンドでは体の使い方が異なるからです。
 体の姿勢を良くすることも重要です。姿勢が悪いと投げる時に肘が下がり、肩や肘の故障につながります。打撃や投球を繰り返すうちに姿勢のバランスが崩れます。右打ちなら左で振る、右投げなら左で投げるといった反対の動きを練習に取り入れましょう。
 体の動きを高める上でマット運動やスクワットが有効です。開脚や閉脚の前転がきれいな形でできるか、和式トイレで腰を落とす姿勢をつくれるかが指標になります。中学生くらいの年齢は持久力が上がりやすい時期なので、20メートル間隔を反復して走るシャトルランも勧めます。
 注意点を挙げるなら、チームで冬に取り組んだメニューを春先に突然変えるとけがの原因になることです。シーズンに入った後は量を減らしながら、持続することを心掛けましょう。(東北楽天ストレングス&コンディショニングチーフトレーナー・星洋介)


2017年02月28日火曜日


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