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<栗原女性遺体>被告「両肩思い切り押した」

遺体の発見現場となった空き家=2015年10月5日、栗原市栗駒文字

 元交際相手で仙台市出身の白鳥真由さん=当時(16)=に暴行して死亡させ、遺体を栗原市の杉林に遺棄したとして傷害致死罪などに問われた無職佐藤亮被告(31)=栗原市出身=の裁判員裁判第10回公判が28日、仙台地裁で開かれた。検察側は被告の捜査段階の供述調書を朗読し、白鳥さんが亡くなった経緯の立証を試みた。
 読み上げられたのは証拠採用された3通の自白調書のうちの1通。被告は「自宅アパートで白鳥さんの両肩付近を両手で思い切り押した。ガシャンと音がして、(振り返ると)白鳥さんが倒れていた」と供述。大きないびきが2分ほど続いた後、呼吸が止まり死んだとも述べていた。
 公判には、検察側証人として宮城野区の仙台医療センターの脳神経外科医が出廷。「(供述によると)押されてから2〜3分で呼吸が止まっており、時間の短さから脳幹を損傷したと考えられる」と述べ、白鳥さんが後頭部に強い衝撃を受けた可能性を示唆した。
 起訴状などによると、被告は14年12月11日ごろ、東京都杉並区の自宅アパートで白鳥さんに殴る蹴るの暴行を加えて死亡させ、15年3月15日ごろ、空き家になっていた栗原市栗駒文字の実家裏の杉林に遺棄したとされる。


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2017年03月01日水曜日


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