宮城のニュース

<E番ノート>ラズナー チームへの思い

ベンチ前で談笑するラズナー駐米スカウト担当(右)=セルラースタジアム那覇

 対外試合が続く東北楽天のベンチに、懐かしい顔ぶれが集まってくる。2月22日の巨人戦、2013年の日本一を支えたマギー内野手に、08年に9勝した朝井・元投手も裏方として来た。翌日は初代背番号18の渡辺恒・元投手が顔を見せた。
 この時期、必ず顔を出すのが初めてクライマックスシリーズへ進出した09年から5季、先発、抑えで活躍したラズナー元投手だ。森山投手コーチが「日本人よりも日本人的だった」と言うように、ラズナー元投手のチームへの思いは深い。現役時、救援して打ち込まれると周囲に素直にわびた。年末には感謝の気持ちを込め、コーチや同僚に高級焼酎などを贈っていた。
 13年の優勝時、右肘をけがして米国にいた。「一緒にいられず悔しかった」。青山投手がラズナー元投手のユニホームを持って、祝賀のビールかけに臨んだことからも人柄がうかがえる。
 現在、球団の駐米スカウトのラズナー元投手は、ハーマン投手が入団する橋渡し役をした。「岸も入ったし、若手とベテランの融合で優勝を狙える」と期待する。他のOBも含め、礎を築いた顔ぶれは今でもチームが気になって仕方ないようだ。(金野正之)


2017年03月01日水曜日


先頭に戻る