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<全町避難>浪江学校再開 18年4月目標に

 東京電力福島第1原発事故で全町避難する福島県浪江町の学校再開に関する検討委員会は28日、町内での再開目標を「早ければ2018年4月」とする基本方針を町教委に答申した。4月以降の通学者数調査や保護者説明会などを経て、町が最終的に判断する。
 町内の避難指示は3月31日、帰還困難区域を除いて解除される予定。再開時期に合わせて新設する小中一貫校は幾世橋地区の浪江東中校舎を利用する。
 答申は、放射線に対する不安を踏まえ、追加被ばく線量が年間1ミリシーベルト以下になるよう、通学経路の除染とモニタリングを徹底し、原則スクールバスを使うこととした。児童生徒は南相馬市など近隣市町村からの通学を念頭に「幅広く受け入れる」と記した。
 避難先の二本松市で再開している小学2校、中学1校は、子どもがいる限り継続。休学中の他の小学4校、中学2校は2〜3年は現状を維持し、兼務による教員配置を続ける。
 畠山熙一郎教育長は「学校に関する情報を町民と幅広く共有しながら準備を進めたい」と話した。


2017年03月01日水曜日


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