広域のニュース

宮城、福島震度5弱 気象庁「東日本の余震」

 28日午後4時49分ごろ、宮城、福島両県で震度5弱の地震があった。気象庁によると、震源地は福島県沖で震源の深さは約52キロ。地震の規模はマグニチュード(M)5.7と推定される。
 記者会見した仙台管区気象台の川上徹人地震情報官は、東日本大震災の余震との見解を示し「揺れの強かった地域では落石や崖崩れが起きやすくなっている可能性がある」と注意を呼び掛けた。
 今回の地震では緊急地震速報がなかった。川上地震情報官は「震度5弱以上に見舞われると予測された場合には発表するが、今回はその基準に達していなかった」と話した。
 東京電力によると、福島第1、第2原発に、地震による新たな異常は確認されていない。宮城、福島両県は市町村から目立った被害の報告はないとしている。
 福島県沖では昨年11月、M7.4の地震が起き、仙台港で140センチの津波を観測。気象庁は、今後も大震災の余震に注意するよう呼び掛けた。当初、M5.6、震源の深さは約50キロとしていたが修正した。
 JR東日本仙台支社によると、在来線は東北線の岩沼(岩沼市)−名取(名取市)間、常磐線の原ノ町(南相馬市)−仙台間、仙台空港アクセス線全線で計39本が運休。計18本が最大3時間8分遅れ、約1万9500人に影響した。
 東北新幹線は停電のため、新白河−古川間で一時運転を見合わせた。東北、秋田、山形新幹線の一部に遅れが出た。
 仙台市交通局によると、市地下鉄南北線は揺れに伴い自動停止し、約4分間運転を見合わせた。東西線は通常通り運行した。
 各地の震度は次の通り。

 震度5弱=宮城県南部、福島県浜通り▽震度4=宮城県北部、宮城県中部、福島県中通り▽震度3=青森県三八上北、岩手県沿岸北部、岩手県沿岸南部、岩手県内陸南部、山形県村山、山形県置賜、福島県会津、茨城県北部、茨城県南部、栃木県北部、栃木県南部


関連ページ: 広域 社会

2017年03月01日水曜日


先頭に戻る