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<WBC壮行試合>日本序盤に投壊

3回、台湾プロ野球選抜・王柏融(右)に逆転2ランを浴びた則本

 日本代表は28日、ヤフオクドームで台湾プロ野球選抜と壮行試合第1戦を行い、5−8で敗れた。強化合宿中の2月25日に行ったソフトバンクとの練習試合に続く黒星となった。
 日本代表は先発した則本(東北楽天)が三回に逆転2ランを浴びるなど3回3失点。2番手の牧田(西武)は2回4失点、3番手の増井(日本ハム)も1回1失点と崩れた。打線は一回に筒香(DeNA)が適時二塁打、二回には秋山(西武、八戸大出)が適時内野安打をマーク。6点を追う七回には菊池(広島)の2点三塁打などで3点を返した。
 日本代表は1日にも台湾プロ野球選抜と対戦し、菅野(巨人)が先発する。その後は京セラドーム大阪に舞台を移し、3日に阪神、5日にオリックスと強化試合を行い、7日に東京ドームで1次リーグ初戦のキューバ戦に臨む。

◎則本逆転弾浴びる 3回3失点

 代表チーム合流後、初めて対外試合に登板した則本は先発で3回3失点だったが、力のある球を投げ込んで持ち味の三振を奪う投球は見せた。「腕を振って投げられたのは良かった。打たれたことを糧にして、本番に備えたい」と前向きに語った。
 「初回の入りを意識し過ぎた」と立ち上がりでつまずいた。一回、先頭から連打で無死一、三塁とされ、右犠飛で先制を許す。この回だけで被安打4。大野(日本ハム)とは初めてのバッテリーで「配球が後手に回った。かわしていこうと思ったが、うまく打たれた」と狙いが裏目に出た。
 1点リードした直後の三回には中越えの逆転2ランを浴びたが、二、三回で計5奪三振と実力を示した。150キロ台の直球は威力十分で、スライダーの曲がりも鋭かった。直球、変化球ともに精度は着実に上がっているだけに、他球団の捕手との意思疎通が鍵となりそうだ。
 起用が見込まれるキューバとの1次リーグ初戦まで残り6日。「いいところは伸ばし、直せるところは修正したい」。時間は残りわずかだが、最高の状態に仕上げていく。(佐々木智也)


2017年03月01日水曜日


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