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<東北の道しるべ>仙台フォーラム4月開催

姜尚中氏

 河北新報社は、創刊120年を記念して1月17日に発表した「東北の道しるべ」をテーマに東北6県で巡回フォーラムを開催する。初回の「東北の道しるべin仙台」は4月3日、仙台市青葉区のホテルメトロポリタン仙台で開く。
 仙台フォーラムでは、政治学者で東大名誉教授、熊本県立劇場館長の姜(カン)尚中(サンジュン)氏(66)が「震災後を生きる」と題して講演する。姜氏は河北新報で「思索の旅」を連載中。東日本大震災の被災地を訪ねて災後日本の針路を論じている。
 姜氏を交えてパネル討論を行い、仙台市の東北工芸製作所常務佐浦みどり氏(47)、気仙沼市のNPO法人森は海の恋人副理事長畠山信氏(38)が、河北新報社が提案した震災後の新たな価値観「東北スタンダード」を巡り意見を交わす。
 宮城県の伝統工芸品「玉虫塗」を製造、販売する東北工芸製作所は、食洗機で洗える漆器を開発するなど伝統産業の革新に挑戦。森は海の恋人は、環境保全活動や子どもの環境教育プログラムに取り組んできた。
 フォーラムは、仙台を皮切りに2年がかりで順次開催する。毎回「東北の道しるべ」の中からテーマを選び、講演や討論を通じて次世代に引き継ぎたい東北像を探る。参加無料。
 河北新報社が発表した「東北の道しるべ」は「東北スタンダードを掲げよう」「2枚目の名刺を持とう」「自然と人間の通訳者を育てよう」「共創産業を興そう」「エネルギー自治を確立しよう」「INAKA(いなか)を世界へ広めよう」の6項目。


2017年03月03日金曜日


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