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<台風10号>岩泉町 災害関連死の審査会設置

 岩手県岩泉町は2日、昨年8月の台風10号豪雨による災害関連死を認定する災害弔慰金等支給審査会の設置を決めた。同日、関連の条例案が町議会3月定例会で全会一致で可決された。4月以降に設ける。
 審査会は、医師や弁護士ら委員5人以内で構成する。申請件数が多くなることや判断の難しいケースが増えることが想定されるため、町は外部有識者による検討が必要と判断した。
 2日までに災害関連死の認定を申請しているのは、昨年9月から今年1月までの間に死亡した70〜90代の男性4人、女性4人の遺族。浸水した町内の介護老人保健施設から盛岡市の病院に移った後に体調を崩したり、自宅で容体が悪化したりして亡くなった。
 町の災害弔慰金支給制度は、災害が原因で世帯主が死亡した場合は500万円、その他の死亡者には250万円をそれぞれ支給すると定める。
 町保健福祉課の佐々木寿行課長は「町だけでは医学的見解や過去の事例の知識が足りない。専門家の助けを借りて迅速に認定の判断をしたい」と話す。


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2017年03月03日金曜日


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