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<連合宮城>長時間労働の是正要求

 連合宮城は3日、仙台市青葉区の江陽グランドホテルであった労使懇談会で、県経営者協会に長時間労働の是正を要請した。連合宮城の小出裕一会長は「県内は中小企業が多く、過重労働を強いられやすい状況にある」と訴えた。

◎経営者側「認識は一致」

 要請書には長時間労働の是正に加え、(1)割増賃金率50%以上への引き上げ(2)終業と始業との間に一定程度休む「勤務間インターバル規制」の導入(3)労使協定(三六協定)の点検−を盛り込んだ。
 会議後、経営者協会の海輪誠会長は「過重労働の是正に向けた認識は一致している。業種ごとに繁忙期は異なり、残業時間の上限に罰則を設ける動きについては政府に配慮を求めたい」と話した。
 宮城労働局によると、県内の5労働基準監督署が昨年4〜12月、長時間労働が疑われる県内317事業所を監督指導した結果、44.8%に当たる142カ所で労使協定を超える残業などの違反が見つかった。
 賃金不払い残業は16.4%の52カ所あり、業種別の違反はホテル・飲食業が95.2%で最多。小売り・卸売業87.0%、製造業67.6%で続き、労働環境の改善が急務になっている。
 労使懇談会では連合宮城が4年連続のベースアップを要求。経営者協会は賞与など年収ベースで引き上げを図る考えを示した。


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2017年03月04日土曜日


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