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名取復興 治安面で支え 岩沼署増田交番が開所

新増田交番と交番に詰める所員

 東日本大震災による破損や老朽化に伴い、同じ場所での建て替えが進められていた岩沼署増田交番(宮城県名取市)が完成し、3日、現地で開所式が行われた。
 所員や地域住民ら約40人が出席。佐々木幸志署長は「新しい外観に負けないよう所員一同、資質向上を図る。地域の安全を守るという思いを胸に心機一転、仕事をする」と述べた。
 所員15人を代表し、大場雅彦所長が「名取市の復興を支える警察活動の推進と安全安心な地域社会の実現に向け、誠心誠意、努力する」と決意表明した。
 新交番は木造平屋で、床面積は約100平方メートル。女性警察官の増加を見込み、女性専用の寝室やトイレを設けた。
 1985年築で老朽化していた旧交番は、震災の揺れで壁や天井が壊れる被害が出た。
 沿岸部に誘導に向かうなどした佐藤宗晴(ときはる)警部補=当時(32)=ら所員2人も殉職。新交番には、佐藤警部補の父で木工職人の宗男さん(67)が「警魂」「感謝」と彫った木製プレートが飾られている。


2017年03月04日土曜日


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