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<北海道新幹線>若い力で今別発信 催し続々

若手職員がスタッフとして動き回った手作りの婚活イベント=今別町役場開発センター

 北海道新幹線の開業1周年の節目を盛り上げようと、本州最北の新幹線駅「奥津軽いまべつ」がある青森県今別町の若手職員が奮闘している。「開業ムードが落ち着く2年目以降が正念場」という町の思いを背負い、イベントの企画や町づくりのアイデア発掘に力を注ぐ。
 「若手職員プロジェクトチーム(若手PT)」は、昨年12月に発足。阿部義治町長から委嘱された20代と採用3年目までの計22人が、「開業1周年記念」をテーマに4チームに分かれて活動している。
 昨年末の奥津軽いまべつ駅前イルミネーション点灯式を皮切りに、これまで4イベントを実施。新幹線をイメージした長い恵方巻きを作る子ども向け体験会、20〜40代の町民で町の将来を考える「わげもの(若者)意見交換会」を繰り広げるなど、さまざまな年代層の取り込みを意識した。
 PTメンバーの藤田葵さん(19)は「企画を生み出し、成功させる難しさを知った。プレッシャーを感じるものの達成感もある」と説明する。
 2月25日には町で初の婚活イベントを開催。新幹線に乗ってきた町外の女性と、町内在住の男性計25人が参加した。伝統芸能を紹介する「荒馬(あらま)の里資料館」といった観光スポットを巡ったり、軽食に特産品の「もずくうどん」を取り入れたりと、町のPRにも努めた。
 初めて今別を訪れたという青森市の会社員女性(29)は「今まで訪問するきっかけがなかったけれど、次は夏の荒馬まつりを見に来たい」と話した。
 新幹線開業1周年の26日は、奥津軽いまべつ駅前でのおもてなしイベントに取り組む。PTを立ち上げた町企画課の太田和泉総括主幹は「若手には発想力と活気がある。開業2年目以降も町に人を呼ぶには、若い力を借りて発信を続ける必要がある」と語る。


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2017年03月04日土曜日


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