岩手のニュース

<震災6年>仮設校舎を卒業 4月から新校舎に

仮設校舎への感謝の気持ちを込めて合唱する生徒たち

 東日本大震災で被災した岩手県釜石市釜石東中(生徒133人)で3日、生徒会主催のプレハブ仮設校舎とのお別れ会があった。高台に再建された新校舎は、新年度に本格使用が始まる。
 別の中学校の間借りを経て、2012年4月から仮設での学校生活がスタートした。お別れ会では行事や日常風景の写真で5年間を振り返る映像を流し、全員で合唱した。
 新校舎の引き渡しは卒業式と同じ15日だが、3年生47人の希望で式は慣れ親しんだ仮設校舎で行う。前生徒会長の3年佐々木千芽(ゆきめ)さん(14)は「3年間の思い出がたくさん詰まった校舎。ありがとうと言いたい」と話した。
 卒業生も駆け付け、一緒に合唱した。元生徒会長の小川海さん(18)は「生徒会活動を頑張り、友達といっぱい話した大切な場所。この先も仮設校舎での日々を忘れないでほしい」と呼び掛けた。
 佐々木希さん(18)も「後輩たちのすてきな合唱を久々に聞けた。大好きな校舎のお別れ会に来られて良かった」と笑顔を見せた。
 鵜住居小も入る新校舎は、同市鵜住居町に造成された高台に整備される。


2017年03月04日土曜日


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