福島のニュース

<福島第1>凍土遮水壁 4カ所凍結開始

 東京電力は3日、福島第1原発の汚染水抑制策として1〜4号機の周囲に氷の壁を造る「凍土遮水壁」について、未凍結区間5カ所のうち4カ所で凍結を始めた。3カ月ほどで完了する見通し。残る1カ所の凍結開始時期は未定。
 山側にある未凍結区間32メートルのうち25メートルを凍結させる。2日に原子力規制庁に認可された。地下水の流れが速いため、東電は薬剤を地中に注入して凍結を促進させる補助工法を先行して実施している。
 凍土壁(全長1.5キロ)は昨年3月末に稼働。地下水が急激に減って水位差が生じ、建屋内の高濃度汚染水が地中に漏れ出さないよう、徐々に凍結範囲を広げてきた。
 汚染水の低減効果は現時点で明確になっていないものの、国や東電は、岸壁に近い地盤に流れ出す地下水量が減るなど一定の効果が出ているとみている。


関連ページ: 福島 社会

2017年03月04日土曜日


先頭に戻る