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<有効求人倍率>東北1.41倍 過去最高

 厚生労働省などが3日にまとめた東北の1月の有効求人倍率(季節調整値)は前月比0.02ポイント上昇の1.41倍で、過去最高を2カ月連続で更新した。全国平均(1.43倍)を超えたのは宮城、福島両県。青森、秋田も過去最高を更新した。
 季節調整をやり直し過去の数値を一部修正した。各県の有効求人倍率は表の通り。宮城は横ばいで過去3番目に高い水準。公共職業安定所別(原数値)は石巻2.10倍、気仙沼1.99倍、築館1.88倍など。最低は大河原の0.78倍。
 新規求人(同)は0.3%増の2万3257人。派遣業などサービス業、スマートフォンや自動車の部品生産が好調な製造業などで増えた。新規求職者(同)は2.9%減の9888人。宮城労働局は「景気回復、人手不足などで求人が増え、倍率を引き上げている」と説明した。
 岩手は2カ月連続の上昇。東日本大震災後の最高値を更新した。10安定所全てで1倍を超え、最高は北上の2.10倍。新規求人は4.0%増の1万1298人。サービス業で自動車や半導体関連の派遣社員の募集があった。新規求職者は1.1%減の6298人。
 福島は2カ月ぶりに上昇し、全8安定所で1倍を超えた。最高は相双の2.12倍。新規求人は0.6%減の1万6361人で、前年同期に飲食チェーン店が行った大量募集の反動減があった。新規求職者は1.5%増の8556人。福島労働局は「除染関連の契約満了で求職者が一時的に増えたが高水準を維持した」と話した。
 青森は7カ月連続で上昇し、医療・福祉などで求人があった。秋田は3カ月連続で上昇。春先に本格化する道路工事に向けた交通整備や、新年度に契約更新するビル清掃の派遣労働者の求人が目立った。山形は有効求人、有効求職者とも減少し、前月と同じだった。


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2017年03月04日土曜日


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