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<ベガルタ>開幕連勝 右足一閃 奥埜ゴール

磐田―仙台 後半29分、ゴール前でパスを受けた仙台・奥埜(右)が決勝ゴールを決める
前半17分、中盤で磐田・中村俊(右)と競り合う富田(中央)。左は大岩(鹿野智裕撮影)

 満員札止めの会場が沈黙した。後半29分、左CKから仙台の石原がボールを保持し、守備を引き付けて後ろの奥埜にパス。「コースが見えた」と右足で直接振り抜いたシュートは、右ポストに当たってネットを揺らした。奥埜は「(シーズンの)早い時期に得点したかった。今後につながる」と充実感を漂わせた。
 前半は大歓声に押される形で、磐田が縦に速いカウンターを何度も仕掛けた。新システム「3−4−3」の弱点を徹底的に突かれたが、仙台は慌てない。「風下だったので耐える時間。前半は0−0でいいと割り切った」と平岡。集中を切らさなかったチームの姿勢が、決勝点につながった。
 通常より1日早く、試合前々日に敵地に入った渡辺監督は「中村選手がより前線でプレーしたがっているという情報をつかんだ」と明かす。エリア付近で組む守備のブロックの中に中村俊をおびき寄せ、ボールを持つとすぐに包囲。有効なパスを出させなかった。富田は「素早く球際に寄せることができた」と納得の表情だ。
 開幕戦から2連勝は、過去最高の2位となった2012年以来。富田は「結果を出すことで自信につながる。目標の順位(5位)に向けて勝ち点を積み重ねたい」と力強く話した。(狭間優作)


2017年03月05日日曜日


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