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<震災6年>サーファーら海へ悲しみ寄せて

花を手向け、海に向かって手を合わせる参加者=5日、気仙沼市本吉町の小泉海岸

 宮城県気仙沼市本吉町の小泉海岸で5日、宮城、岩手両県のサーファーらが集い、東日本大震災の犠牲者の慰霊祭を行った。
 気仙沼市本吉町のサーフショップ「かぶとむし」と気仙沼本吉サーフィンクラブが呼び掛け、約30人が参加。1人ずつ献花台に花を手向け、全員で海へ向かって黙とうをささげた。
 クラブ副会長を務める南三陸町歌津の堀内一人(かずひと)さん(51)は、津波で親戚7人が犠牲になり、仲が良かった母方の叔父が見つかっていない。「家族同然の付き合いだった。毎年、3月11日が近づいてくるといつもより多く思い出がよみがえる」と目を伏せる。
 4月に仮設住宅から再建した自宅に家族5人で引っ越す。「暮らしや地域が安定すれば、故人の記憶をかみしめる時間も増える」と話した。11日にも同市本吉町登米沢海岸で慰霊祭と海岸清掃を行う。


2017年03月06日月曜日


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