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<青森海面漁業>600億円台回復 ホタテ好調

 青森県の2016年の海面漁業の漁獲金額は前年比20%増の635億5593万円と、12年ぶりに600億円台に回復したことが県の調査(速報)で分かった。漁獲数量は0.2%減の24万9709トンと前年並みだった。
 主力のホタテガイが12万1696トン(過去5年平均6万5496トン)、262億3191万円(98億2600万円)と、漁獲数量、金額ともに統計開始の1960年以降最高を記録したのが主な要因。金額は過去最高だった前年の1.5倍だった。
 スルメイカは前年に続き低調で、数量は2万2479トン(4万4591トン)に落ち込んだ。一方で品薄により市場での引き合いが強まり、金額は前年比18.5%増の121億円(120億3500万円)となった。
 その他の主力魚種は、サバが4万1777トン、43億4100万円と低迷。マイワシは漁獲数量が前年比2.5倍の2万4990トン、金額が1.7倍の12億1000万円で、ともに伸び幅が最も大きかった。
 県水産振興課の担当者は、ホタテガイ好調の要因を「貝の死滅要因となる海水温の上昇が少なく、増産につながった」と分析。北海道産ホタテガイの減産で単価が押し上がったという。スルメイカは産卵海域の水温変化が原因で、全国的な不漁が問題となっている。


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2017年03月06日月曜日


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