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<18歳選挙権>仙台市選管 投票率向上に力

高校生対象の選挙出前授業。市は新年度、開催回数を増やす方針だ=6日、仙台工高

 仙台市選管は新年度、若者向けの選挙啓発に力を入れる。選挙権年齢が18歳以上に引き下げられて初の仙台市長選と知事選を夏以降に控え、若者ボランティアの募集や高校での模擬投票実施など、新規事業で投票率向上を目指す。
 市選管は6日、宮城野区の仙台工高で選挙出前授業を開いた。2年生約200人に事務局職員が「税金の使い道は選挙で決まる」などと説明し、模擬投票も実施。市選管は、2016年度に12回だった高校への出前授業の回数を増やす方針だ。
 17年度事業の目玉の一つが同世代の目線で投票率向上を図る「若者選挙啓発ボランティア」の活動で、高校生を除いた18〜25歳の市民約10人を募る。若年層に届きやすい啓発のアイデアを考えるほか、出前授業にも参加する。
 政治への関心を高めるため、現職市議と若者との交流会も初めて開催する。市議10人程度と参加者がグループに分かれ、市議会の役割などについて話し合う予定。市議の一人は「開かれた議会になるきっかけになる」と歓迎する。
 市選管の工藤雅義事務局長は「これまでの選挙啓発は選挙期間中の投票呼び掛けにとどまっていた。今後は主権者教育の観点も踏まえて日頃から政治を考える機会を作り、投票する人を増やしたい」と話す。
 若者ボランティアの募集は17日締め切り。連絡先は市選管事務局022(214)4445。


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2017年03月07日火曜日


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